【3.11東日本大震災を経験して語る】災害時にオススメな備え8選

ライフ・人生

万が一に備えておきたい人

地震が多い国だし、いつ何があるか分からないから備えておきたい。
どんな備えが必要になるのかな、、。

そんな人に、震災時などの災害に役立つ備えをご紹介します。

僕は東北の宮城県に住んでいて、

震災当時は宮城の学生。東日本大震災をじかに経験しました。

 

その経験から本当に必要なもの、困ったコトを解決するための備えをご紹介します。

 

手回し・ソーラー充電器

いつでも充電ができる充電器を、一つは用意しておきましょう。

 

電気が止まり情報を手に入れれる端末を、充電できなくなるためです。

震災時、とくに怖かったことは何が起きているのか、情報が入ってこないことなんですよ。

地震と同時に電気が止まり、テレビは使えません。スマホも充電が持ちませんので、一日が限界。

 

僕の場合は、最初から携帯の充電が無く、津波が来ていることも気付かなかったほど。危なく死ぬところでした。

 

情報が無いことで身を守る行動が遅れてしまう、家族との連絡手段でももちろん、端末の電力は消費されます。なので手回しやソーラーと言った、どこでも充電を可能とする充電器は確実に必要です。

 

夜は暗くて時間の流れが、とても長く遅く感じる

 

ゲーム機もスマホも、充電が無ければ使うことが出来ません。

 

電気がつかないので部屋も外も暗く、やれることは限られてきます。

僕の場合は、早く元の生活に戻ってほしいと祈りながら、ただただ朝を待っていました。

 

余震がヒドく、ロウソクは「倒れて家事になるかも」と怖くて使えません。

せめてスマホが使えれば、暗くても辛さは減ると思いますので充電器は必要です。

 

余震がいつ来るかは、わかりません。ロウソクは倒れて家事になる可能性がありますね。

なのでランタンもあると、良いと思います。

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飲料水・非常食

震災後すぐには水も、食料もありません。
飲料水・非常食

電気・ガス・水道が止まります。道路が壊れれば当然、すべてのインフラも止まってしまいますね。

 

中にはスーパーなど、震災が起きると食べるものや飲み物を配ってくれることもあります。

しかし配れる数にも限界があります、そもそも近くに配ってくれるスーパーが無い場合はとてもキケン。橋は余震で崩れるかもしれません。信号機も止まっていてキケン。

 

食料を探して走り回るよりは、最初から食料を持っておくほうが確実。安全です。

 

飲料水・非常食はどのぐらい必要?

非常食は1人あたり最低でも3日分、余裕があれば1~2週間分あると安心。

 

非常食の例飲料水ごはん缶詰レトルトカンパン
1人3日分9L3~6食分3~6缶6~8食分1~2缶
賞味期限2~5年約5年約2~3年約2~3年約3~5年

だいたいこのぐらい必要です。1~2週間となると2~4倍必要になります。

 

家族分もとなると相当な量になりますので、

賞味期限が切れないように2年に一回は食べるようにしましょう。

 

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ご飯が嫌いな人もいると思いますので、パンもありますよ。

長期保存が可能のパンで、なんとその期間は3年です。

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防寒具

東日本大震災が起きた時、季節は冬でした。

 

電気が止まれば、エアコン・ヒーターなどの暖房は使うコトができないため、寒い時期だと必需品になります。

 

僕の場合、震災の時は温まることができず、寒さで凍え死にそうに。

余震がヒドいため車の中にいたのですが、ガソリンも手に入らないため、エンジンも付けれずにふるえながら朝を待っていました。

 

もちろん夏なら良いんですが、地震は季節を選ばずにやってきます。

日常でも使えるので、家族分の防寒着を準備して置きましょう。

 

 

夏の場合、冷蔵庫の中に有るものが腐ります(電気が止まるため)

少しでも冷たいモノを守るために、発砲スチロール等をいくつか用意しとくといいかもしれません。

 

簡易トイレ

震災時は水道が止まります。

結果トイレも、流す手段がありません。

 

避難所もトイレを流すことが出来ないため、流れない汚物が溜まりに溜まって、異臭を放ちます。とても不衛生。

 

なので簡易トイレのほうが健康的にも、精神的にも断然ラクですし、必要です。

 

コチラの商品は、流せない時の異臭、菌を完全に閉じ込めることが出来ます。

 

食品用サランラップ

 

 

食品用サランラップは災害時に、かなり役立ちます。

 

  • 食事の際、お皿に敷いて、洗い物を減らせる
  • ケガをした時の止血・包帯代わりに出来る
  • 体に巻くことで、保温効果
  • 割れたガラスの応急処置

水道が使えないため、水は貴重です。食器を洗うために、使うわけにはいかない。

食器の上に敷くことで、食事をしてもラップを外せばいいだけ。お皿は汚れません。

 

もちろんアルミホイルで代用も出来ますが、サランラップのほうが丈夫で、穴が開きにくいです。

包帯としてもサランラップの方が、巻き付けやすく密着性が高いので、菌の侵入を防げます。

 

骨折の際は、棒と一緒にサランラップを巻き付けることで、固定もできる。

ヘルメット・軍手

震災時は家の中に割れた食器。外にはガレキがある事があります。

そのため、ケガを避けるため、身を守るために必要です。

 

もちろん、落ち着くまでガレキに近づかない、割れた食器に触れない事が大事。

トイレも簡易トイレを使用していないと菌が発生します。お風呂も入れません。

万が一ケガをすると、悪化しやすい状況になります。

 

しかし、ガレキに近づかないようにしても、余震があれば屋根の上からガレキが落ちてきたり、予測していない落下物もあります。

ヘルメットや軍手で最低限、防護をするべき。

 

 

 

ウエットティッシュ

水道が止まり、お風呂に入れなくなります。

ウエットティッシュは、最低限の体拭き。ケガをした時の洗浄などで活躍するため必要です。

 

もちろん、被災時は体の汚れを気にしている場合でもありません。

しかし、トイレが流れないので菌が蔓延しています。お風呂に入れないだけでも、体調を崩しやすい。ガレキで、食器がすでに汚れている事もあります。

 

水道が使えないため、汚れを拭き取れるアイテムを、1つは所持するべきでしょう

カプセルテント

避難所に行くと、人が沢山います。

長時間その環境にいると、プライバシー空間がなくストレスに。

 

カプセルテントを使えば最低限のプライバシー空間を確保できます。簡易トイレ用に使うコトも。

 

プライバシー空間が欲しければ、車にいればいいと思うかもしれません。

しかし、それはオススメできません。

震災時は車の中に長時間いたことで、エコノミークラス症候群を引き起こし亡くなった方も沢山いました。

 

そもそも車は、冬は凍りつきます。夏は熱中症になるほど暑くなります。

なのでカプセルテントをオススメします。

 

さいごに

地震などの災害は、時と場所を選びません。

もしかしたら明日にでも,災害の真っ只中に置かれるかも。

 

地震が多い国日本に、僕たちはいます。

愛する人・家族・自分自身を守るために、今日にでも備えをしましょう。

 

今回ご紹介したものには、日常から使えるサランラップや、ウエットティッシュなども含まれています。とくにサランラップは万能。

多くストックすることをオススメします。

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