「ふるさと納税」とは?【仕組み・やり方を4ステップで解説】

貯める・節約

ふるさと納税をやると良いて聞くけれど、どんな仕組みなの?

オトクならやってみたいけど、やり方が全然わからない。

やっぱ確定申告とかあるの?しんどそうだし、難しそう。カンタンに出来れば良いんだけど、、、。


そんな人に「ふるさと納税」とは、どんな仕組みなのかを記事の前半でご紹介。

 

記事の後半では、どうすれば出来るのか。「ふるさと納税」のやり方を、4ステップでご説明します。

 

そもそも、ふるさと納税はどんな人がやるとオトクなのか?

 

答えは「収入がある人」です。

 

サラリーマンでも、事業主でも変わりません。収入があるなら確実にやるべき、確実にオトク。

 

ハッキリ言います、やらない理由がありません。「やらない=損をする」

 

是非とも記事を最後まで読み、ふるさと納税でオトクを手に入れてください。

 

この記事は7分ほどで読み終わるかと思います😌

さっそく読んでいきましょう。

 

仕組み解説:「ふるさと納税」とは?

 

ザックリ言うと「ふるさと納税」とは、自治体に寄付することで食べ物や家電といった品が貰える

 

さらに寄付した金額、税金を払わなくて良くなるようなものです。

 

ざっくり説明:ふるさと納税の仕組み

  1. どこかの自治体に寄付する
  2. 寄付した金額に応じて、食材や家電と言った特産品が貰える
  3. 寄付した分、税金が安くなる

だいたいこんなイメージで大丈夫。

 

本来、税金はただ払うだけのものですね。

 

払ったからと言って、アナタは直接何かを貰えるわけじゃない。それが税金。

 

しかし自治体を通すだけで、アナタは食材・家電などの特産品が貰える。

やらない理由がない、そんな制度が「ふるさと納税」なのです。

 

 

「ふるさと納税」と言うぐらいだから、寄付できるのは住んでいる地域だけ?

貰える特産品は、寄付する自治体によって変わります。

 

でも「ふるさと納税」と言うのだから、住んでいる自治体にしか寄付できないのでは?なんて思う方もいるかと。

 

安心してください、寄付する自治体は好きな所を選べます。

 

例えば、僕は宮城に住んでいます。しかし東京の自治体に寄付したければ寄付することが出来るのです。

もちろん福岡、大阪でも寄付が出来ます。

 

貰える特産品を見て、寄付したい自治体を決めましょう。

 

寄付できる自治体は1つだけ?

いろいろな特産品があって選べない、これもあれも欲しい。そんな人も安心してください。

 

寄付する自治体は、複数を選ぶことが出来ます。

 

例えば、宮城の特産品と大阪の特産品が欲しいと思ったなら、両方に寄付をすることで両方とも貰えるんです。

 

やり方解説:「ふるさと納税」を始める4ステップ

ふるさと納税」のやり方は、次の4ステップです。

 

  1. 調べる:「ふるさと納税」の上限額を調べる
  2. 選ぶ:欲しい特産品を選ぶ
  3. 受け取る:特産品や寄付した証明書を受け取る
  4. 手続き:税金の控除をする

 

それぞれステップごとに、ご説明していきます。

 

ステップ① 調べる:「ふるさと納税」の上限額を調べる

「ふるさと納税」をする際に1つ注意してもらいたい事があります。

 

それは寄付する金額。払いすぎると逆に損をするんです。

 

5万円を寄付すると48000円、税金が安くなります。

1万円なら8000円、税金が安くなります。

 

ふるさと納税は「寄付した金額-2000円」税金を安くすることが出来るわけです。

 

しかし、ふるさと納税で税金を安くできる金額には上限が。

たとえば上限が5万円なら、10万円を寄付しても税金は5万円しか安くならず、48000円の損をします。

 

この上限は、年収や家族構成によって変わってきますので、きちんと調べる必要があるわけです。

 

「え、難しそう・・・」

 

と思ったなら安心してください。カンタンに上限額を調べる方法があります。

 

シュミレーションツールを使ってカンタンに上限額を調べよう

「ふるさと納税」はいくら払えばいいのか、シュミレーションツールを使えばカンタンに分かります。

 

シュミレーションツールに、年収や家族構成を打ち込むことで、自動で計算してくれんです。

 

>>> 計算シュミレーションツール

 

年収400万円 ➡ 42000円

年収500万円 ➡ 61000円

年収600万円 ➡ 77000円

 

シュミレーションで出た上限額より少なく寄付することで、多く払い過ぎて損をするリスクが無くなります。

ステップ② 選ぶ:ほしい特産品を選ぶ

上限額が分かったら、さっそく特産品を見ていきましょう。

 

ここが「ふるさと納税」で一番楽しいところ。ショッピングをするつもりで、楽しんでください。

 

 

特産品の人気ランキングも見ていただければ出てきます。

 

決まって食材が人気の上位をしめていますが。北海道の海鮮物・佐賀県のお米「さがびより」・鹿児島県産うなぎの蒲焼などが、2020年の7月は上位でした。

 

ステップ③ 受け取る:特産品や寄付した証明書を受け取る

ステップ2で選んだ自治体に寄付をしたら、後は特産品が届くのを待って受け取りましょう。

 

さらに自治体からは、寄付したことを証明する「寄付金受領証明書」も届きます。税金を安くするために必要なものなので、大事に保管してください。

 

またワンステップ特例制度 (詳しくはステップ4で説明) を利用した場合、「ワンステップ特例申請書」も自治体から届きます。

 

ステップ④ 手続き:税金の控除をする

税金の控除(税金を安くする手続き)をする方法は2パターンから選べます。

 

これをしないと、税金は控除されない。安くなりませんので、必ずやりましょう、。

 

✔ 税金の控除をする2パターンの方法

  • ワンステップ特例制度
  • 確定申告

この後、それぞれの仕組みとやり方をご紹介します。

 

まずそれぞれ、申請には期限があります。

 

例えば2020年に「ふるさと納税」をしたら、

ワンステップ特例制度:2020年の1月10日まで

確定申告:2020年の3月15日まで

期限に気をつけてください。

 

手続き① ワンステップ特例制度

手続きとか難しそう、しんどそうと言う人にオススメなのが「ワンステップ特例制度」

 

自治体から特産品が届くのと同じように、希望すれば自治体から「ワンステップ特例申請書」が送られてきます。

 

これに身分証のコピー等を同封して自治体に返送するだけで、税金の控除手続きが完了する便利なもの。

 

手続きの手順

  1. 寄付する時に「ワンステップ特例制度を利用する」の項目に✔を入れる
  2. 自治体から「ワンステップ特例申請書」が送られてくる
  3. 身分証のコピー等を同封して、自治体に返送

 

ふるさと納税で寄付する自治体を決めると、名前・住所などと一緒にワンステップ特例制度を利用するか、チェックを入れる項目があります。

 

そちらにチェックを入れることで、自治体から手続きに必要な「ワンステップ特例申請書」が送られてくる形です。

 

ワンステップ特例制度を利用する際の注意点

 

ただしワンステップ特例制度を利用する際に、注意してほしい事があります。

  • 寄付した自治体は5つまで
  • 寄付した自治体が複数あるなら、それぞれに返送する
  • 「ふるさと納税」以外の理由で確定申告をする人は、利用できない

 

6つ以上の自治体に寄付をすると、ワンステップ特例制度が利用できません。

 

なので利用したいなら、寄付する自治体は5つまで。

 

さらに複数の自治体に寄付するなら、ワンステップ特例申請書は自治体の数だけ届きます。しっかりそれぞれの自治体に返送しましょうね。

 

確定申告を必要とする人も、ワンステップ特例制度は利用できません。

 

例えば経費を使える自営業の人とかは、確定申告をしなければならないので、確定申告のほうにて「税金の控除」をしていきましょう。

手続き② 確定申告

ワンステップ特例制度を利用できない人は確定申告をして、税金を安くしていきましょう。

 

ここでは一般的なサラリーマンの方が確定申告をする際に必要なもの、手順を説明します。

 

✔ 確定申告で必要なモノ

  • 源泉徴収票
  • 印鑑
  • マイナンバー付き書類
  • 還付用の銀行口座番号

確定申告はワンステップ特例制度と違い、住民税は控除・所得税は還付となります。

 

なので還付(お金として戻ってくる)を受ける際に、お金を受け取る口座が必要です。

 

✔ 確定申告のやりかた

確定申告の記載欄に「寄付金控除」の欄がありますので、次の3つを書いて確定申告を行えば完了です。

  • 寄付をした日付
  • 寄付した自治体名
  • 寄付した金額

 

これらは自治体から送られてくる「寄付金受領証明書」に記載されています、間違えの無いように、必ず確認しながら記入しましょう。

 

さいごに:税金が安くなったかの確認方法

今回ご紹介した「ふるさと納税」をするための4ステップ。

  1. 調べる:「ふるさと納税」の上限額を調べる
  2. 選ぶ:欲しい特産品を選ぶ
  3. 受け取る:特産品や寄付した証明書を受け取る
  4. 手続き:税金の控除をする

これらが完了すれば、アナタも「ふるさと納税」デビューです。

 

しかし本当にトクしたのか不安。税金が安くなっているかを確認したい。

 

そんな人は次の方法で確認できます。

 

例えば今年の3月に確定申告をしたなら、今年の5月か6月ごろに「住民税決定通知書」と言うものが届けられる。

 

そちらをしっかり確認してください。

適用欄という所に「寄付金税額控除額」の記載があります。

 

いくら「ふるさと納税」の寄付金で税金が安くなったか、記載する部分です

 

そこに金額が記載されていればOK。

 

✔ 税金が安くできたかの確認方法

住民税決定通知表 ➡ 適用欄 ➡ 寄付金税額控除額 ➡ 金額が記載されていればクリア

 

難しい言葉が多くてしんどそうですが、1度やってしまえばカンタンなものです。

 

ただ払うだけ、取られるだけの税金で、美味しいものや欲しかった家電が手に入る。

 

一度できれば働き続ける限り、このオトクは失われません。

 

ふるさと納税はちょっと複雑、けれどそんなステキでオトクな制度。

是非とも今年だけでなく、来年もやっていきましょう。

 

それでは以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました😌

 

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